2013年01月20日
ZCWO 《Mark》 PMC SNIPER
ZC World(ZCWO)製12インチアクションフィギュア「
本当に似ています。メーカー参考画像と実商品の出来映えがかけ離れていた時代は、いつのまにか終わっていたのですね。
時機を完全に逸していたため検索で引っ掛かるようなウェブ通販対応ショップさんは軒並み売り切れ、メーカーでも品切れでしたが、ZC製品の正規代理店「レッドマーキュリー」様のお力添えと「ボークス・ホビー天国」様のご厚意により無事購入することができました。両ショップ様が末永く繁盛しますように(もちろん他ショップさんが潰れていい訳ではありません。念のため)。
※リンクは明確にリンクフリーとなっている場合のみさせて頂いております。

恰好良いです。惚れる…。




衣装はよく出来ていますが、一時期購入していたドラゴン製ニュージェネレーションと隔世の感、というほどではありませんでした。アクションフィギュアから長いあいだ離れていたのと、ZCは女性フィギュアを主とする(していた、が正しいようです)メーカーさんと聞いていたので、縫製等に妄想レベルの無茶な期待を抱いていたようです。
…出来の凄さが判らないだけかもしれませんので読み流して下さい。




手袋と靴は素人目にも凄いです。そういえば、本当にフィギュアの手に嵌める方式の手袋や、靴紐がライブな靴もあるそうですね。

ハードとソフトのライフルケースが付属しています。
ハードケースは蓋が不意に開かないように固定するパーツがそれっぽくライブで再現されており、キャスター付き。撮影を忘れましたが内側にはスポンジも入っています…。
後述の付属小物類はほとんどがこのケースに収納されていました。

ソフトケースは小さいジッパーで開閉。タグも付いていますが、爪先や指の腹でジッパー本体を押したほうが破損防止には良いようです。

開けると、このように対物ライフルが収まっていました。分解/組み立て可能なのが面白いですが、全体の成形は甘めです。


組みあげるには各パーツのヤスリがけなど多少の調整が必要です。
アウターが曲がっていますが、これはもしかするとソフトケース収納時にきついゴムバンドで長期間固定されていたため歪んだのかもしれません。まぁ銃身部だけ真鍮棒等に置き換えれば済む話です。
この対物ライフル、どうも中国製のものがいちばん近い形状のようです。なるほど作りが雑なのは実銃ががががが
上記のライフルケースに加え、小物類も充実しています。

ナイフ。初代「PMC Mark」と同パーツのようで、鞘に髑髏マークが入っています。確かにこれではハー○ック…そのうち消しましょう。

レンジファインダーに風速計、GPS。液晶画面を模した部分には数値等も印刷されています。

サイリューム類。こういう手の込んだ小物パーツは眺めているだけで楽しくなります。なぜだろう…。

投擲武器類。これも良い雰囲気です。どうでもいいですがMW2の初プレイ時、「フラグを投げろ」と云われて戸惑ったのはヒミツ。破片手榴弾の略だったのですね。「手榴弾を投げろ」では台詞が長くなるでしょうし納得です。
そういえばやっとMW3ベテランをクリアしました(もちろんコンティニュで…)。

サングラス。このおかげでパッケージにモザイク不要。レンズカラーはもう少し濃くても良かったかも。

レッグホルスター、ベレッタ、チューブ状のものはなんでしょう。肘当て? ホルスター装着時の滑り止め?
ベレッタはちょっと酷い出来ですね。前述の対物ライフルといい、ZCは武器が苦手なんでしょうか。

ステアーのマシンピストル。弾倉の弾丸も再現されています。

ストックも展開できます…あれ、ちょっと待って…なんかステアーだけ妙に出来が良すぎない…?
折角なので武器を持たせてポージング。

同じ1/6スケールのMP5K PDWを持たせてみました。
メーカー画像やウェブ上の画像では多様なポージングをしているのですが、今回購入したものは足首の関節が弱く画像程度のポージングが限界でした。

しかしそんな瑣末なことは大尉の恰好良さの前には吹き飛びます。

スコープを覗かせる都合上か目線が左方向に固定されているため、絵的に印象深くなるもののポージングに制限が出ます。右を向かせる場合はサングラスを使え、ということでしょうね。

パッケージ。前述のようにサングラスをしているためか、商品画像にモザイクはありませんでした。ちょっと残念。パッケージ自体も「PMC Mark」より簡略化されたものになっているようです。
しかしパッケのどこにも「PCU」の文字は無いような…そもそも「PCU」は何の略?
なお、ヘッドパーツは同ZCWO製「Carson 日本版」にも若干リニューアルされて付いています。
こちらはジーンズ姿なので、ブラジル編風に組みたい場合は装備購入の点で少し楽かもしれません。「PMC Mark」や「SNIPER Mark」は絶版ではないらしいのですが再生産の時期も未定のようですので、欲しくなった方には買えるものを買っておくことをお勧めします。